中山アカデミー代表の中山です。
産業カウンセラー試験の受験申請が始まりました。
それと同時に、受験生の皆さんの所には、実技免除になったかどうかの結果通知が届くころです。
今年も実技免除結果は喜びあり、涙ありの複雑な結果となっています。
以前には、なかった「実技免除」。
どんな形で見極められた結果なのでしょうか。
「実技免除」に落ちたという表現は何か違っている気がします。
「実技免除」になったか、ならなかったか、です。
実技免除は、本番の実技試験とは違って正式な試験があって決まるものではありません。
協会がどういう指針で免除しているか、実技試験の基準はどうかなど明確なことは公表されていないので、正確なところは私にもわかりません。
実技免除がなかった時代ですが、私はクラスでただ一人、本番の実技試験で落ちました。
泣いて泣いて、そして、それが怒りに変わって。
最後にカウンセラーになることに意味があるのかという自分への問いかけ。
カウンセラーとして駄目だと烙印を押されたような、人間として駄目な奴だといわれたような気持ちでした。
そしてまた毎年、実技免除にならなかった方からも、結果を受け取りショックな思いをしているのにも関わらず、私にメールをおくってくださる方々がいます。
「中山さんへ
実技免除の便りなら良かったのですが、私は免除になりませんでした。
養成講座も無事修了し、課題も全部提出したのに、なぜ?
届いたハガキ一枚で私自身を否定されたみたい。
おまけに、結果についての問い合わせには応じられないってどういうことなんですか?
中山さんに愚痴っても仕方ないでしょうけど、納得がいかないです。
実技免除にならなかった、その理由が知りたいのです。
同じ思いをしている方、少なくないと思います。
だから是非このメールは公開してください。」
ハガキ1枚での結果通知……。
メールをくださった方は、辛さ、怒り、戸惑い、様々な想いが交錯しているでしょう。
メールを読んで、私の心は痛みました。
実技免除の判定基準が明確で点数となって通知されるのなら、皆さんこんな思いはしないはずです。
実技免除にならなかった方の中には、実技試験で落ちた私のように、泣いてやる気を失っている方も少なくないのではないでしょうか。
当然でしょう。
この気持ちは簡単に整理できるものではありません。
誰かに気持ちを伝えて整理するのも難しいです。
養成講座の教室の仲間には特に言えるものではありません。
一人でそのショックな気持ちを向き合うことになるのです。
今すぐに気持ちを切り替えてくださいと私は言えません。
それほど、実技免除の結果は、これまで学んできた皆さんにとって大きなことだと知っているからです。

でも待ってください。
養成講座に通うことを決めたとき、そして通い始めたことの気持ちを思いだしてください。
- 今の現状を受け止めたとき、あなたは受験を止めてしまいますか?
- カウンセリングを学ぶことを止めてしまうのですか?
- カウンセラーとしての喜びを知らずに終わってしまうのですか?
まだ、実技試験を受けるチャンスがあるのです。
今年試験を受けないと1年間待たなければいけません。
1年という月日は長いものです。
とはいえ…
すぐ簡単に心の整理をつけることは難しいでしょうし、
実技免除の実態を知りたい気持ちもあるでしょう。
そして、実技試験を受けるとしても、いったいどうしたらいいのか、全く情報もなくわからないのではないでしょうか。
メール講座の内容は、
- 第1回:まずは私の実体験をお話させてください
- 第2回:なぜあなたは免除にならなかったのか
- 第3回:密室で行われる実技試験
- 第4回:傾聴だけでは合格できない
- 第5回:クライエント役の時も試されている
- 第6回:万全の態勢で実技試験にのぞむ
となっております。
※登録すると5分以内に第1回のメールが届きます。
届かない場合は、パソコンからのメール受信が拒否になっているか、迷惑フォルダに入っている可能性があります。
一日一通、私からの手紙があなたのメールボックスに届きます。
実技免除にならなかったあなたに産業カウンセラー試験に合格してほしいのです。
どうか、あきらめずに受験申請をして、学科試験・実技試験を突破し、産業カウンセラー試験に合格してください。
心からあなたの合格を応援しています。
中山アカデミー 代表 中山法子